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下図のように「チャコの家」は、福井の風土に根ざした伝統的な木造軸組工法と硬質ウレタン断熱パネルを組み合わせた構造なんです。硬質ウレタンパネルを外部周りの床と壁に使用し天井にはセルローズブローイングを吹き込んでいます。
「チャコの家」を構成しているウレタン断熱パネルは、木枠の中に炭化コルクを入れ、冷蔵庫などに使われているウレタンフォームを注入発砲したもので、プレス機で圧力をかけることにより密度の高い硬質ウレタンになり、木枠と炭化コルクとウレタンが一体になった世界初の複合断熱パネルなのじゃ。
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80mmの硬質ウレタン+25mm炭化コルク
(写真は弊社 柴山邸の工事風景です) -
床パネルを敷き詰めた状態です。
(写真は弊社 柴山邸の工事風景です)
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114.5mmの硬質ウレタン+5.5mmベニヤ
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壁パネルを建てこんでいる作業風景です。
(写真は弊社 柴山邸の工事風景です)
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基礎工事は床が下がらないように、また湿気が上がらないように総ベースにするのじゃ。
そして、建て方工事をする前に土台、大引、束など床組を完成させるんじゃ。 -
(写真は弊社 高倉邸の工事風景です)
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(写真は弊社 高倉邸の工事風景です)
建て方工事をする前に床パネルを並べて、180mmの長いビスや金物で頑丈に固定してあるんじゃよ。
105mm床パネルを隙間無く敷き詰めた床断熱で、夏は涼しく、冬は暖かなんじゃな。
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建物に合わせて発注された壁パネルが正しく施工できるように建て方工事が進められるのじゃ。建て方に使用される木材は、すべて乾燥材が使われているんじゃよ。充分乾燥したものを使わないとパネルとの間に隙間が出来たり、カビや腐りの原因になる事もあるんじゃ。
(写真は弊社 高倉邸の工事風景です) -
壁パネルが施工された状態じゃ。木造軸組の筋交いによる強度に加えパネルそのものの強度もあり、地震にも安心な頑丈な構造になるんじゃな。
(写真は弊社 高倉邸の工事風景です)